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ブロック・交流研修受講者インタビュー 横浜新都市脳神経外科病院病院 看護師長 阿部一弘 埼玉セントラル病院 スタッフ 野村真由美 「一生勉強だよ」と言われたことを、実感する日々

Q1研修とはどういったものですか?
概要を教えてください。

野村さん

私は以前、大学病院に勤めていて、こちらへ転職して2年目になります。アイナースプログラムのブロック研修は1~2年目を対象としているため参加していないのですが、現任教育としてブロック研修で行われているセレクト研修で自分の興味のあるものに参加しています。

阿部さん

私は、所属のブロックで開催している「スタッフを離職させないようにするには」という対策を考えるための「離職防止」の研修に参加しています。研修というよりは、それぞれに持ち寄ったものを発表していく「成果発表会」に近いものです。

Q2研修を受けて得られたものは、
どんなことでしょうか。

野村さん

慢性期の療養病棟に配属されているため、どうしても患者様がお亡くなりになる場面に対峙することが多くなります。その経験から、看取りのケア研修に参加しました。日々の仕事ということもあり、プロとして1人1人に感情移入をしすぎてはいけないという意識があったのですが、研修に参加してみると、看護師としてという以上に人として、時には家族のような気持ちで感情移入することがあっても良いのだということを学べました。また、入院されているその時の患者さんしか見ていないような気がしてしまうのですが、家族の皆さんから患者さんの若い時のお話などを聞くようにして「今だけ」ではない患者さんのことを知るように心がけることで「ここだけではない」看護ができるのではと考えています。

阿部さん

前の質問でお話しましたが「離職防止」については毎年考えてはおりますが、今まではそれぞれの所属長が考えたものを実施していくという感じが強いものでした。研修を通して他の師長と一緒になって離職を考えていくという試みは初めてのものだったため、良い機会になったと考えています。若い人は柔軟性があり、提案も受け入れてくれることが多いですが、経験年数が多い方は「こうしたい」という意志が強く、素直に受け入れてくれないといった局面もあり、実践の場面では難しさも感じました。

Q3研修での忘れられないエピソードはなんですか?

野村さん

研修は講師の方が一方的に講義をしたり、グループワークをしたりといったイメージだと思うのですが、看取りの研修「エンド・オブ・ライフ」の際に、講師の方が樋口了一さんの「手紙」という歌を動画で流してくださった事もありました。老いていく自分が子供に充てた手紙、という内容でしたが、感動して思わず泣いてしまいました。これが、看護の原点ではないだろうか…と感じました。

阿部さん

「離職防止」の場合、経験年数によって、どのようにアプローチをしていくかということがとても難しかったです。離職を防止する反面、スタッフご自身のキャリアアップということも考えて欲しいと思っていたため、そこを踏まえた上で、病棟間で人事交流を実施しました。「今いる病棟が良い」という方と「面白いから(別の病棟へ)行ってみたい」という方がおり、前者の方をどう動機付けしていくかが非常に難しく、とても印象に残っています。

Q4自施設以外での教育や
他施設職員との交流を終えて
感じたことは?

野村さん

私はキャリアとしては中堅になることもあり、研修でグループワークをする中で、新人の目線や管理職の目線の違いを学んだり、知ったりできることも、大きいですね。

阿部さん

私は、病院により個性や色があるのだなということを感じました。私のいる病院は、院長がとてもフレンドリーな方で、みんな仲が良いのですが、そのような雰囲気の先輩たちを見てきているため、後輩も「それなら私たちも」と、とても和気あいあいとしています。他の病院との交流を通じて、そのような病院の個性を改めて感じました。

Q5研修を受けることで、
どのように自分の成長へ繋がりましたか?

野村さん

それぞれみんな、自分の中の「看護観」というものがあると思うのですが、研修に参加して様々な方の「看護観」を知ることができると、とても刺激になったり、価値観や想いを知り、幅広い視野で、改めて患者さんを診ることができるようになっていると感じます。
入院されている患者さんでも、知らない病名などが出てきたりすることもあります。看護学校でも「一生勉強だよ」と言われたことを、実感する日々ですね。

阿部さん

私は人見知りで、あまり話も得意ではなかったりするのですが、院長が変わり「チーム」として、しっかりやっていこう」という流れが生まれ、院長から「しっかり挨拶をするように」「スタッフが何をしているかをしっかり把握しなさい」といった指示を受けました。自分中心に考えていた意識が、よく周りを見るようになり、やってもらいたいことを自分から動き、変えてゆく姿勢を学べたと思います。

Q6あなたにとって看護師とは
なんですか?

野村さん

私は社会人を経験し、結婚し、出産してから、看護師になりました。ずっと憧れていた職業で、就いた今でも看護師は憧れの職業で…。自分が働いていても、患者として病院へ行くたび「かっこいい!」と思ってしまう。患者さんにとって一番身近な存在、一番近い存在。人生に寄り添える、人生に入っていける…こんな職業って他にない!と、私は思っています。

阿部さん

高校2年生の時に器械体操をやっていたのですが、かなりハードで、体調を崩して2週間ほど入院したことがありました。その時にとても良くして頂き、仕事のことを聞いたりしているうちに男性も看護師という仕事に就けることを知り「自分もこのように人を笑顔にできる仕事をしたい」と思ったのが、看護師になったきっかけでした。性格的に合っているかは未だわからなかったりもするのですが、人とコミュニケーションを取ったり、手伝えるという感覚がとても好き。支えることができるこの仕事は、とても素晴らしいものだと感じています。

Q7IMSグループの中にいるからこそ、
できること

野村さん

大きなグループで、全国の色々なところにあり、急性期や慢性期、また施設の種類なども様々あります。そのため、働いている私たちもライフスタイルやライフビジョンに合わせて働く場所の希望を出すことができる、「このような場所を経験してみたい」といったことを叶えられるのが、IMSグループの大きな魅力だと思います。

阿部さん

私自身、病院を2つほど転職しており、現在のIMSグループが1番長く、もう10年ほど勤務しています。10年はあっという間でしたが、とても充実していましたね。グループだと、ブロックの中での交流もあるため「自分の病院しか知らない・就職してみないとわからない」といったことが無く、「他を経験してみたい」という希望が叶うのが強みだと感じます。また、他の所属長ともやり取りができる。横のつながりを大切にし、他の病院がどのような考えのもとでやっているのかを聞けるのは、とても良いところだと感じます。

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