当院リハビリテーション科
について

概要Overview

スタッフ数Number of staff

理学療法士 83
作業療法士 49
言語聴覚士 22 合計154

※2025年4月現在

施設基準Facility standards

脳血管疾患等リハビリテーション
運動器リハビリテーション
廃用症候群リハビリテーション
呼吸器リハビリテーション
がんリハビリテーション

リハビリスペースRehabilitation Space

理学療法室
作業療法室
言語聴覚室
リハビリ庭園
屋上庭園
理学療法室
作業療法室
言語聴覚室
リハビリ庭園
屋上庭園

リハビリ機器Rehabilitation Equipment

免荷式歩行リフトPOPO

免荷式歩行リフトPOPO

体重を免荷しながら歩行を行うための歩行器です。 運動麻痺や筋力低下などにより体重を支える力が低下した方でも、歩行練習が実施できます。​

低周波治療器 ソリウス

低周波治療器 ソリウス

少ない電流で大きな筋収縮を得られ、長時間使用しても身体への負荷が少ないことが特徴の機器です。

装具・歩行補助具

装具・歩行補助具

多種類の装具・歩行補助具があり、症状や歩行能力に合わせて選定しています。 下肢装具を装着した上で早期から立位・歩行訓練を実施しています。

IVES(アイビス)

IVES(アイビス)

電気刺激を利用して筋肉や神経の再教育を促進するための治療機器です。 動きにくくなった上肢の機能改善に向けて使用しています。

ESPURGE(エスパージ)

ESPURGE(エスパージ)

疼痛緩和、筋肉の弛緩、血流促進、神経機能の改善、筋力の増強など様々なリハビリの目的で使用される機器です。

3Dプリンター

3Dプリンター

3DCADデータを用いて樹脂素材による立体造形を実現する機器です。 一般の自助具よりも様々な形を作り出すことが可能で、一人一人のニーズに合わせた自助具が作成できます。

ドライブシュミレーター

ドライブシュミレーター

運転環境の模擬的な再現により、運転に必要な認知・判断・運転操作を評価するものです。

舌圧測定器

舌圧測定器

舌の運動機能を最大舌圧として測定する機器です。 口腔や嚥下の機能の低下に対して行うリハビリテーションにもご使用しています。

MyoTrac Infiniti

MyoTrac Infiniti

飲み込みに関連する筋肉に低周波の電気で刺激する機器です。 食べることや飲み込むことが難しくなった方のリハビリに使用します。

特徴Features

知識技術に優れた150名を超えるセラピストによるリハビリの提供

当院は150名を超える神奈川県内でも豊富なリハビリスタッフを有しています。
また、スタッフ教育に力を入れており、知識技術に優れたスタッフを育成しています。
土日・祝日を含む365日、患者様一人ひとりに充実したリハビリを提供しています。

01 特徴

リハビリ室・病院内だけでなく、生活場面でのリハビリを重視

リハビリ室での練習だけでなく、退院後の生活を見据えた実践的な練習も重要だと考えています。 日常生活の練習に加え、リハビリ庭園での不整地や横断歩行の練習や、屋外庭園の畑のスペースで農作物を育成し収穫したものを調理訓練で使用するといった趣味や日課に対した練習も取り入れています。 また、実際の屋外環境での動作練習や公共交通機関の利用練習にも力を入れており、必要に応じて復職支援なども行っています。
退院前にはご自宅を訪問し、家屋環境の調整や福祉用具の選定なども積極的に行っています。

02 特徴

その人らしさに合わせたチーム医療を実践

私たちは、心身の機能や生活環境に合わせて、医師・看護師・医療ソーシャルワーカー・栄養士・薬剤師などと連携し、自立支援や在宅復帰を目指したサポートを行っています。 チーム一丸となり、その方らしい生活が送れるよう支援しています。

03 特徴

退院後のサポートも充実

当院では、入院中のリハビリだけでなく、外来リハビリや通所・訪問リハビリも実施しています。 患者様の状態や回復の過程を継続的に把握できるため、退院後も途切れることなくサポートすることが可能です。

04 特徴

理学療法士Physical Therapist

理学療法士

怪我や病気で思うように動けなくなってしまった方に対し、日常生活に必要な動作が再び行えるよう運動機能の回復をサポートします。 単に病院内での運動を行うだけでなく、患者さまの望む生活を叶えるために、屋外での歩行や公共交通機関の利用などの練習も行っています。 必要に応じてご家族様に対する介助方法のご指導も行い、安心してご自宅で生活していただけるよう援助いたします。

有資格者一覧

博士 1名
修士 4名
認定理学療法士(脳卒中) 1名
認定理学療法士(循環器) 1名
認定理学療法士(臨床教育) 1名
登録理学療法士 複数名
三学会合同呼吸療法認定士 2名
がんのリハビリテーション研修修了 複数名
フェルディ式複合的理学療法 1名
中級パラスポーツ指導員 1名
実習指導者講習修 複数名
認知症サポーター 複数名
心電図検定4級 1名
福祉住環境コーデネーター2級 2名
BLS 1名
介護福祉士 3名

学会発表・執筆論文

2024

学会発表:17演題 執筆論文:1本

  • 日本神経理学療法学会

    • 著明な右半側空間無視を呈する四肢麻痺症例に対し筋骨格系の視点から頭部の正中化を試みた症例
    • 後方歩行のみ困難であった1症例 ーバランス能力の日差軽減を目指してー
  • 日本ペインリハビリテーション学会

    • 混合研究法を用いた重量物持ち上げ動作における痛み関連恐怖の多様性に関する調査
  • 回復期リハビリテーション協会研究大会

    • 脳出血による片麻痺患者に対し,椅子移乗動作との違いを考慮し短期間でトイレ内移乗動作の最適な方法を獲得した症例
    • 療法士におけるメタ認知能力評価 MAIを用いた測定
    • 治療用装具として長下肢装具を選択した一症例 ~装具の違いによる下肢アライメントに着目して~
    • 臥位姿勢が車椅子離床に及ぼした影響~上部体幹のポジショニングに着目して~
    • パーキンソン病疑いの小刻み歩行 ~外的手掛かりの有効性を高めた症例~
    • 短縮版歩行自立評価表Independent Ambulation Scale-Short(IAS-S)の開発
    • 非麻痺側Mst~Tstに左後方へのふらつきを認めた症例 ~胸椎伸展可動域に着目して~
    • 回復期リハビリテーション病棟の退院時運動FIM予測式の精度向上に向けた取り組み
      ー独自開発した6項目にFACを加えた予測式の精度検討ー
  • 神奈川県理学療法士学会

    • 副交感神経活動の推定を用いた重度意識障害者の QOL 測定に向けた試み
    • 回復期病棟におけるリハビリテーション職種の職業性ストレスの調査~10 人の高スト レス者の要因分析~
    • 認知症を持つ左大腿骨頸部骨折患者の着座動作に対する介入 言語機能低下に対し視覚代償を用いた症例
  • 日本慢性期医療学会

    • 患者様のキャラクターに対応した介入により車椅子からベッドへの移乗を獲得した症例
    • 全介助患者用評価表STAPの開発と褥瘡保有率との関連の調査
  • 日本慢性期医療協会誌(論文)

    • 療法士の暗黙知を用いた疾患非特異的に使用可能な回復期病棟退院時運動FIM予測式の開発

2023

学会発表:15演題

  • 日本リハビリテーション医学会学術集会

    • 病棟内歩行自立判定の為の評価表の開発
    • 回復期病棟における歩行器歩行自立度の評価 -歩行器使用下でのBBSカットオフ値の検討-
    • 全介助患者用評価表 STAPの開発
  • 関東甲信越ブロック理学療法士学会

    • 麻痺側足関節、足趾に着目し振動刺激と電気刺激を使用した介入 –階段昇降の自立を目指して-
    • 側臥位角度に対して頚部側屈可動域が及ぼす影響の検討
    • 疼痛により臥床傾向の患者に対しセルフマネジメントを用いて歩行が獲得された症例
    • デュシャンヌ歩行により歩行距離の短縮を認めた症例 –足関節内側縦アーチに着目して-
  • 日本基礎理学療法学会学術大会

    • 運動恐怖が体幹屈曲伸展動作の運動学的指標に与える影響 -痛み恐怖条件付けパラ ダイムを用いた検証-
  • 日本疼痛学会

    • 恐怖条件付けパラダイムを用いた体幹屈曲伸展動作における運動学的指標の変化の検証
  • 回復期リハビリテーション病棟協会研究大会

    • 回復期リハビリテーション病棟における退院時運動FIM予測式の開発-運動FIM下位項目の予測精度について検討-
    • 当院独自の歩行評価表の各項目が自立判定に与える影響-ロジステック回帰分析を用いた検討-
    • 綿花式リフト(POPO)を使用した訓練により起立動作の介助量軽減を認めた症例
    • 起立動作での左右対称性の改善により自立度が向上した症例~バイオメカニクスの視点からの評価と介入~
    • 回復期病棟におけるリハビリテーション職種の職業性ストレスの調査~回復期全体の調査と2病棟の比較~
    • 認知機能が低下した患者における自室内自立度の判定-FIM認知項目24点以下の患者に着目して-

2022

学会発表:7演題 執筆論文:1本

  • 日本基礎理学療法学会学術大会

    • 体幹肢位の違いが足関節背屈直前のヒラメ筋の 中枢神経系制御動態に及ぼす影響の検討
  • 日本神経理学療法学会学術大会

    • Pusher現象と座位における側方重心移動に必要な 体幹機能との関係性に着目した治療の一事例
  • 日本呼吸理学療法学会学術大会

    • 安静臥位と比較して抗重力位姿勢での呼吸数の軽度増加が介入への糸口となった症例 –上肢機能低下による胸部運動の阻害-
  • リハビリテーション・ケア合同研究大会

    • 病室内の活動範囲設定における身体機能・認知機能の影響
  • 神奈川県理学療法士学会

    • 覚醒度の向上から車椅子への移乗介助量を軽減した症例
  • 日本慢性期医療学会

    • 左立脚期の姿勢制御と杖の握り方に着目し杖歩行自立を獲得した脳梗塞の症例
    • 回復期リハビリテーション病棟患者の入院時の観察による評価を用いた退院時FIM予測式の開発
  • 理学療法ジャーナル

    • 臨床実習指導における2:1モデルの成否に対し実習生同士の関係性が及ぼす影響-スクリプト化された協同を用いた指導方法の実践報告

2021

学会発表:2演題

  • 日本運動器理学療法学会

    • 骨折後のKinesiophobiaにより連続歩行距離の短縮を認めた症例ー恐怖の想起点に着目した認知行動療法の報告ー
  • 日本基礎理学療法学会学術大会

    • 呼吸の位相と呼吸量の違いによる上肢皮質脊髄路興奮性の変化

2020

学会発表:1演題 執筆論文:1本

  • 日本リハビリテーション医学会学術集会

    • 理学療法士の経験年数による歩行分析方略の違い
  • 神奈川県理学療法学術紙

    • 足底のアロディニアにより歩行の不安定性が生じた症例
      -脳梗塞発症後に生じたアロディニアに対し疼痛の誘発が少ない材質を用いた理学療法-

作業療法士Occupational Therapist

作業療法士

当院の作業療法では患者様のセルフケア(⾝辺処理動作)・仕事・家事・余暇活動・地域活動からなる⽣活⾏為に対して、患者様本⼈・またはご家族さまと⽬標を共有し、根拠に基づいた治療を進めていきます。 そのために必要な⾝体機能・精神機能⾯の賦活や、家庭・地域社会へ戻っていくためのアドバイス、介助法の指導や家屋環境の調節などを⾏います。

取得資格

修士 1名
認定作業療法士 1名
AMPS認定評価者 7名
MTDLP実践者 2名
MTDLP指導者 1名
認知症ケア専門士 1名
住宅福祉コーディネーター 1名
A-ONE認定評価者 1名
NPO法人総合福祉カウンセリング認定基礎心理カウンセラー 1名
福祉住環境コーデネーター2級 2名
旅サポーター 1名
心電図検定 4級 1名
がんのリハビリテーション研修修了 複数名
実習指導者講習修了 複数名
認知症サポーター 複数名

学会発表・執筆論文

2024

学会発表:18演題

  • The 8th Asia Pacific Occupational Therapy Congress

    • Effectiveness of a Multidisciplinary Workshop Based on the Belief Conflict Perspective for Rehabilitation Staff in Convalescent Rehabilitation Facilities: A Pilot Study
  • 日本作業療法学会

    • 臨床実習における臨床実習指導者と学生の双方に対してクリニカルリーズニングの視点を用いた作業療法教育の実践報告
    • 療養病棟に入院する頚髄損傷患者に対し満足度を意識した3Dプリンタを用いた共同製作の経験
    • 脳梗塞による利き手の重度麻痺と認知機能低下を呈した症例に対して退院後の身だしなみ支援の習慣化に向けた実践
    • 廃用症候群を呈した症例に対して作業の可能化に向けての支援 ―クライエント中心の可能化のカナダモデルを用いて―
    • めまい症状に対して目標設定と自己管理を促すことで安定した日常生活が可能となった事例
    • 脳梗塞を中心とした重複障害がある重度症例に対してベッドサイドでの化粧支援が活動の取り組みや交流に変化を与えた事例
    • 前頭葉機能低下によってADL重介助を要した事例に対し,習慣であった化粧を行ったことで整容動作の自立度が向上した一例
  • 日本慢性期医療学会

    • 作業の結びつきを意識した支援をした事が病棟 ADL の拡大と今後の生活の認識に至った一例
    • 重度四肢麻痺を呈した療養病棟患者に対して代償手段を用いた支援により家族との晩酌の実現に至った経験
    • 重度認知症者に対する作業への従事に向けた介入 Engagement の視点を用いて
  • 神奈川県臨床作業療法大会

    • 運転再開を後日再検討となった症例に対する今後の運転支援の展望
    • 回復期リハビリテーション病院に入院している患者の化粧行為再開に関する促進要因と抑制要因の質的解明
    • 作業療法士との目標の相違がある事例に対しての作業との結び付きの視点を用いた作業療法実践
    • 自宅退院に拘る繰り返しの転倒歴のある患者に対して「作業に根ざした実践 2.0」を用いたことで納得した有料老人ホームへの退院に繋がった経験
  • ペインリハビリテーション学会

    • 本邦のリハビリテーション領域における疼痛患者を対象とした患者教育に関する事例中心の報告における傾向調査-スコーピングレビュー
  • 回復期リハビリテーション学会

    • 足関節背屈制限に対して3Dプリンタで作成した補高を用いることで起立の介助量が軽減しADLの改善に繋がった事例
  • 日本生活期リハビリテーション医学会学術集会

    • くも膜下出血を呈して意欲低下が生じている症例に対して活動との結び付きを意識した作業療法支援

2023

学会発表:8演題

  • 日本作業療法学会

    • 回復期リハビリテーション病院で退院支援を行う作業療法士が体験する信念対立の利点と欠点の質的解明
    • 高齢者の中心性頚髄損傷を呈した症例に上肢機能改善に合わせて代償手段を段階的に変更した食事動作獲得に向けた支援
    • 重度片麻痺を呈した症例に対する非利き手による眉メイクの獲得と習慣化への支援-SSPCの化粧技術を用いて-
    • 関節リウマチの進行により余暇活動の喪失を経験した症例への代償種だによる支援の一例
    • 最重度期の認知症に対してプール活動レベルを使用した支援が周辺床の軽減に繋がった事例
  • 神奈川県作業療法学会

    • 上肢麻痺に対して課題指向型訓練を中心に行いパソコン操作の質と満足度が向上した事例
    • 自信が低下した左視床出血患者に作業設定の工夫により家事動作獲得に至った症例
    • 慢性疼痛を抱えたまま作業活動に取り組めるようになった症例

2022

学会発表:7演題

  • 国際化粧療法医学会

    • 重度片麻痺を呈した症例に対する非利き手による眉メイクの獲得と習慣化への支援
  • リハビリテーション・ケア合同研究大会

    • 医療従事者が使用しやすい 3Dプリンタによる装具作製の探索的検討
  • 日本作業療法学会

    • 退院支援の揉め事で家族仲の悪化があったが想いを汲み取った事で事例も納得した退院に繋がった経験
    • 3 Dプリンタ装具導入が手指の関節可動域拡大と拘縮緩和を促しセルフケア関連ADLを向上させた一例
    • 末梢神経障害に対してCI療法を中心とした介入を行いADLと調理を獲得した事例
    • 慢性疼痛に対する介入により恐怖回避モデルからの脱却を認め左上肢を使用した活動を獲得したー事例
  • Occupational Therapy AUSTRALIA

    • User perception of a wearable therapeutic gaming device.

2021

学会発表:9演題

  • 日本作業療法学会

    • 回復期退院後の脳卒中上肢麻痺に対しZOOMを使用した退院後フォローアップの取り組みを実施した一事例
    • 脳梗塞患者に対して3Dプリンタを用いた自助具を段階的に使用した上肢機能訓練の経験
    • 脳卒中後上肢麻痺患者に対し3Dプリンタによる装具での手指痙性の抑制に至り麻痺手の自己管理の意識が高まった一例
  • 神奈川県作業療法学会

    • 脳梗塞により重度感覚障害を呈して利き手での食事に難渋した患者に対して3Dプリンタの自助具を使用し満足いく食事動作獲得に至った経験
    • コミュニケーションアプリで家族と情報共有を行い在宅生活をマネジメントした事例
    • 重度認知症患者に対し作業活動に焦点を当てた評価を行い適切な作業選択が行えた症例
  • リハビリテーション医学会

    • CAODを用いたことで作業機能障害を改善し役割再獲得に至った事例
    • 3Dプリンタを用いた装具作製の費用対効果の検討
    • 注意機能に対して環境設定を段階付けた事で食事時間が短縮された症例

2020

学会発表:5演題

  • 日本作業療法学会

    • 3Dプリンタを用いた思い入れのある車椅子調整
  • リハビリテーション医学会

    • 危機管理能力の定着により,調理の再獲得に至った事例
    • 慢性期における麻痺手の不使用に対し多角的介入の効果が示唆された事例
    • 回復期脳卒中患者の入院時FIMと認知機能からみたADL回復傾向について
    • 脳出血後の片麻痺に対し先天性母指欠損手への利き手交換を行った一例

言語聴覚士Speech Therapist

作業療法士

脳梗塞・脳出血・頭部外傷などの脳の損傷による失語や高次脳機能障害、脳卒中やパーキンソン病などによる構音障害、喉や咽頭の炎症、声帯の乱用、心理的要因に起因する音声障害に対し、個別の訓練を実施しより良いコミュニケーションを取れるように支援します。 また、上記疾患等により口から食物が食べられなくなる場合に対しては摂食・嚥下訓練を行い、食事を安全に摂取できるようにサポートします。

取得資格

日本摂食嚥下リハビリテーション学会認定士 1名
LSVT@LOUD 2名
認定心理士 1名
公認心理師 2名
かながわ介護予防・健康づくり運動指導員(専門) 1名
認知症ケア専門士 1名
認知症キャラバンメイト 1名
介護支援専門員 1名
介護福祉士 1名

学会発表・執筆論文

2024

演題発表:2演題

  • 日本摂食嚥下リハビリテーション学会

    • 気管カニューレ管理に関する言語聴覚士への臨床教育
      ~On-the-Job Training(OJT)の実践効果と課題~
    • 気管カニューレ管理が長期化した人工呼吸器管理患者に対する呼吸・嚥下評価とアプローチ

2023

学会発表:2演題

  • 日本リハビリテーション医学会学術集会

    • 段階的なカフ脱気訓練と気切孔閉鎖訓練を実施したカフ付きカニューレ装用症例21例の検討
  • 日本摂食嚥下リハビリテーション学会学術大会

    • 気管カニューレ管理に関する言語聴覚士への臨床教育
      ~リハビリテーション病院での実践報告~

2022

学会発表:2演題

  • 日本摂食嚥下リハビリテーション学会学術大会

    • 当院における気管カニューレ症例への対応法の工夫
      ~カフ脱気訓練と気切孔閉鎖訓練の効果に関する報告~
  • 慢性期リハビリテーション学会

    • バルーン拡張法と環境設定により経口摂取が継続できた嚥下障害患者

2021

学会発表:2演題

  • 日本嚥下医学会

    • 回復期・慢性期病院における気管切開術後管理と嚥下リハビリテーション
  • 日本摂食嚥下リハビリテーション学会

    • 気管カニューレ管理となった重度嚥下障害例への対応 -気管カニューレを抜去し経口摂取を獲得した一例-

2020

学会発表:2演題

  • 日本リハビリテーション医学会

    • 嚥下サポートチーム(SST)による摂食嚥下障害患者に対する包括的アプローチ
    • 嚥下サポートチームによる回診と情報共有が奏功し気管カニューレ抜去と三食経口摂取に至った唾液誤嚥症例

新人教育New employee training

スケジュールSchedule

プリセプター制度Preceptor system

年間を通して、指導者(プリセプター)がつきます。
臨床の内容だけでなく、書類の添削や日々の悩みなど丁寧にフォローします。

育成レベルチェック表Development Level Checklist

業務の経験や育成レベルをラダー形式にして月に1度プリセプターと確認します。
自己評価と他者評価を行い比較することで、双方のずれを埋めていき、着実な成長を支援します。
1年を通して80%の達成度を満たすことを目標としています。

新人教育プログラムNew Employee Training Program

入職して早期に社会人・医療人として必要な知識や、リハビリ業務に必要な基礎知識や技術の習得を目指し、講習会を実施します。

①トランスファー技術
②職種別研修
③PC・情報管理
④FIM講習会
⑤就業規則
⑥緊急時対応
⑦医療安全
⑧感染対策
⑨勤務書類
⑩電話対応
⑪電子カルテ
⑫物理療法機器

OSCEObjective Structured Clinical Examination

疾患特性に合わせた臨床展開について、一定水準に達しているか、接し方・誘導の仕方・リスク管理などを確認します。
こういった経験を通して、自分の出来ている所と課題をプリセプターと共有し、不安を払拭することで、自身をもって患者様を担当できるようになることを目的としています。

STEP UP勉強会STEP UP Study

臨床で安全かつ効果の高い治療介入を実践できるようにすること、「患者様の今後を左右するのはセラピストの知識・技術である」ということを常に念頭に置きセラピストのSTEP UPを支援することを目的で行っています。

リスク管理・予後予測

【動画】
リスク管理、全身状態、在宅
部門や家屋評価

【集合】
症例提示:血液データ、既往などから自宅退院時に考えられるリスクを検討し、在宅生活を予測してEVA報告書を作成する

基本動作の誘導

【動画】
ハンドリング、起居、座位、起立

【集合】
実技練習:起居から座位保持、椅子移乗までの介助について、安全性だけでなく本人の動きやすさを求めた治療的誘導を練習する

ADLにおけるリハ職連携

【動画】
嚥下、NST・SST、食事、排泄

【集合】
症例提示:食事、排泄に問題を持つ症例に対し、PT・OT・STそれぞれの専門性に沿った協力の仕方について話し合う

新人発表会Newcomer presentation event

入職後半年で、担当した症例の発表会を各病棟単位で行います。
自身の評価や目標設定、プログラムなどをプリセプターの指導を受けながらまとめていきます。
先輩セラピストからのアドバイスがもらえ、将来の学会発表に向けた経験にもなります。