当院リハビリテーション科
について

代表者あいさつ

イムス横浜東戸塚総合リハビリテーション病院 リハビリテーション科 技士⻑ 佐藤 洋平

当院のリハビリテーション科は、理学療法⼠76名・作業療法⼠51名・⾔語聴覚⼠21名の総勢148名のスタッフが在籍し、神奈川県でも最⼤級のリハビリ病院です。
⽇々患者さまと共に歩みながら住み慣れた地域や⾃宅で輝いて⽣活していただく為に、質の⾼いリハビリテーション医療サービスを提供し、⼼⾝機能の改善、⽇常⽣活動作の向上、早期社会復帰を⽀援します。

イムス横浜東戸塚総合リハビリテーション病院
リハビリテーション科
技士⻑ 佐藤 洋平

リハビリテーションとは

リハビリテーションとは

リハビリテーションとは障害を持つ⽅々が住み慣れた地域で、⽣き⽣きと豊かに⽣活することを援助する医療・保険・福祉の統合的な⽀援体制を⾔います。当院では、病気やけがで障害を受けてしまった⽅々に対し残っている能⼒を最⼤限に引き出すように致します。

当院のリハビリテーションは医師の指⽰の下、患者様の症状により個別に計画評価し、患者様のよりよい⽣活が送れますよう援助いたします。また、地域⽣活を取り戻すため、集団での訓練やレクリエーションも取り⼊れております。

放置していると「寝たきり」になる可能性がある⽅や、障害の予防や健康増進を必要とする⼈々も対象です。回復ばかりがリハビリではありません。現在の能⼒を維持していくことも重要です。

当院リハビリテーション施設

当院リハビリテーション施設

脳⾎管疾患等リハビリテーション I
運動器リハビリテーション I
呼吸器リハビリテーション I
がんリハビリテーション
廃⽤症候群リハビリテーション

理学療法⼠ 76名

作業療法⼠ 51名

⾔語聴覚⼠ 21名

計148名
※2023年度現在

当院リハビリテーションの特徴

充実したスタッフによる365⽇ リハビリを提供!

充実したスタッフによる365⽇
リハビリを提供!

当院は横浜市内でもっとも多くのリハビリスタッフを有しております。また、スタッフが交代で勤務しており、⼟⽇・祝⽇を含めた365⽇、⼀⼈⼀⼈の患者様に充実したリハビリを⾏っております。

その⼈に適した看護・リハビリを実施!

その⼈に適した看護・リハビリを実施!

⼼⾝機能や⽣活環境に合わせ、医師・看護師・リハビリスタッフ・医療ソーシャルワーカー・栄養⼠・薬剤師等が連携し、⾃⽴⽀援・在宅復帰に焦点をあてた⽀援を⾏っております。チーム⼀丸となって、その⼈らしい⽣活が送れるよう⽀援しております。

⽣活場⾯でのリハビリを重視!

⽣活場⾯でのリハビリを重視!

訓練室だけでなく、退院後の⽣活の場を想定した練習も重要と考えております。
病棟スタッフによる⽇常⽣活の練習に加え、屋外での動作練習や公共交通機関の練習にも⼒を⼊れております。
また、⼊院時と退院前にご⾃宅に伺い、家屋環境の調整や福祉⽤具の選定なども積極的に⾏っております。

退院後のサポートも充実!

退院後のサポートも充実!

当院では⼊院中のリハビリだけではなく、外来リハビリや通所・訪問リハビリも⾏っております。
患者様の状態や回復の過程を切れ⽬なく把握出来るため、退院後もしっかりサポートすることが可能です。

各リハビリ紹介

理学療法⼠

理学療法⼠

作業療法⼠

作業療法士

⾔語聴覚療法

⾔語聴覚療法

新人教育

プリセプター制度

年間を通して、指導者(プリセプター)が付きます。臨床の内容だけでなく、書類の添削や日々の悩みなど丁寧にフォローします。

育成レベルチェック表

業務の経験や育成レベルをラダー形式にして月に一度プリセプターと確認します。自己評価と他者評価を行う事で、プリセプターとの認識のずれを埋めていき、着実な成長を支援します。1年を通して80%の達成基準を満たすことを目標としています。

新人教育プログラム

入職して早期に一社会人として必要な知識や、リハビリの業務に必要な基礎知識や技術の早期習得を目指し、先輩セラピストによる講習会を実施します。

①就業規則・オリエンテーション
②時間外・時間外業務書類の作成指導
③トランスファー技術講習会
④領域別講習会(回復期・療養・在宅部門の紹介)
⑤職種別講習会(PT・OT・ST部門の紹介)
⑥医療職として
⑦感染対策講習会
⑧FIM講習会
⑨勤怠管理について(時間外業務・業務外活動に関して)
⑩緊急時対応・医療安全講習会
⑪リスク管理講習会
⑫物療機器講習会

OSCE

疾患特性に合わせた臨床展開について、一定水準に達しているか、接し方・触れ方・誘導の仕方・リスク管理等を確認します。
こういった経験を通して、自分の出来ている所と課題をプリセプターと共有し、不安を払拭する事で、自信を持って患者様を担当できるようになるという事を目的としています。

STEP UP勉強会

臨床で安全かつ効果の高い治療介入を実現できるようにすること。
「患者様の今後を左右するのはセラピストの知識・技術である」ということを常に念頭に、セラピストのSTEP UPを支援する目的でおこなっています。 内容は新人~3年目くらいの若手セラピストに対応するものです。


リスク管理・予後予測

【動画】
リスク管理、全身状態、在宅
部門や家屋評価

【集合】
症例提示:血液データ、既往などから自宅退院時に考えられるリスクを検討し、在宅生活を予測してEVA報告書を作成する

基本動作の誘導

【動画】
ハンドリング、起居、座位、起立

【集合】
実技練習:起居から座位保持、椅子移乗までの介助について、安全性だけでなく本人の動きやすさを求めた治療的誘導を練習する

ADLにおけるリハ職連携

【動画】
嚥下、NST・SST、食事、排泄

【集合】
症例提示:食事、排泄に問題を持つ症例に対し、PT・OT・STそれぞれの専門性に沿った協力の仕方について話し合う

新人発表会

入職後半年で、担当した症例の発表会を各病棟単位で行います。自身の評価や目標設定、プログラム等をプリセプターの支援を受けながらまとめていきます。先輩セラピストからアドバイスがもらえ、将来の学会発表に向けた経験にもなります。