治療者が患者の⿇痺した⼿⾜を操作し、必要な神経回路にピンポイントで刺激を伝え、⽬標とする動作を誘発していきます。これを根気よく繰り返すことで、必要な神経回路を再建・強化して、従来は改善が難しいとされた⿇痺の治療を⽬指す新しいリハビリ法が「促通反復療法」です。考案者の⿅児島⼤学医学部 川平名誉教授の名を冠して「川平法」とも呼ばれています。
⽇本脳卒中学会が作成している脳卒中治療ガイドラインの中で、川平法は上肢機能障害に対するリハビリテーションの項⽬でグレードB(⾏うことが勧められる)と紹介されています。
但し、訓練の効果には個⼈差があり、分離運動が可能であれば発症後1年以上経過していても機能回復が可能だという報告があります。分離運動とは⼿を動かす際に⼀つの運動パターンでしか動かす事が出来ない共同運動から抜け出し⼀つ⼀つの関節が分離して動かせる状態のことを⾔います。
当院では、上肢機能(腕・指)の訓練のみとなっています。
※基本外来リハビリテーションでの訓練となりますが、診察により促通反復療法の適応性が⾼い場合は⼊院の案内をする場合があります。⼊院期間は基本1ヶ⽉、最⼤2ヶ⽉となります。
ⅰ | 電話⼜は予約申し込み登録フォームからお申し込みください。 |
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ⅱ | ご登録内容 以下の内容を記載し送信してください。 ①⽒名(フリガナ) ②性別 ③年齢 ④住所 ⑤電話番号 ⑥疾患名(脳出⾎・脳梗塞・くも膜下出⾎など) ⑦発症⽇ ⑧どちらの⼿、指に⿇痺があるか(右⽚⿇痺など) ⑨⿇痺の程度(グーパー可能・グーは可能だが開けない、わずかに開くなど・全く動かないなどを参考に分かる範囲内で結構です。) ⑩患者様とご登録された⽅が違う場合は、ご登録された⽅の⽒名、連絡先の記載もお願いします。 ⑪質問事項 ※状態の確認などで必要な場合はこちらからご連絡する場合があります。 |
ⅲ | 電話⼜は予約申し込み登録フォームからお申し込みください。 |
原則、予約申し込みフォームにて
お申し込みください。
お電話での対応を希望される場合は、リハビリテーション科 促通担当者宛にお願いいたします。
(直通/平⽇ 9:00〜 17:00)
※⼟・⽇・祝⽇を除く