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中堅看護師1 日のスケジュール・インタビュー
1日のスケジュール
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全体申し送り
今日のopeの準備 患者情報の共有 -
手術の準備
必要機械の準備 手術室内の準備
ベッドを温めたり、CDをかけたり・・ -
手術開始
全身麻酔
整形外科ope -
手術終了
病棟への申し送り、片付け -
昼休憩
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手術のふりかえり
術中看護の評価を行う。
手術のふり返りも行いわからなかったところ等は
先輩と確認していく。
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術後訪問
前日手術した患者さんの経過を知り、
患者さんと一緒に手術を振り返っていく。 -
手術の準備
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手術開始
全身麻酔
整形外科ope -
手術終了、片付け
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術前訪問
翌日の手術の準備
翌日手術を受ける患者さんの
情報収集と術前説明を行う。 -
勤務終了
インタビュー
患者様の一生に刻まれる「手術」を、看護の力でサポート。
■手術室/三浦有理枝(みうら・ゆりえ) 5年目
患者様を中心に、受け身ではない看護を。
IMSに入職する以前は一般内科と老人ホームに勤めていました。老人ホームでは医師がいない現場での看護師としての経験不足を痛感。もう一度、病院医療の現場で看護の知識や技術を学びたいと思っての転職でした。はじめての手術看護ですが、実際に仕事をするまでは、医師の診療・手術を補助する役目だと漠然と思っていました。しかし、先輩から「手術室の現場で看護の視点を持つのは看護師です」と指摘を受け、今では患者様が受ける診療・手術のサポートをする役割であると、患者様を真ん中に、主体的な看護のあり方を意識するようになりました。また、手術を控えた患者様の気持ちに寄り添い、その不安や悩みを解決するのも私たちです。例えば、手術室を事前に見学していただいて恐怖感を少しでも和らげたり、局所麻酔の手術の際は好きな音楽をかけて差し上げたり、リハビリ期にも「手術室から応援しています」とお声かけするなど、心を込めた看護を心がけています。
患者様の心に残る、やりがいのある仕事。
手術看護は専門性が高く、総合病院である当院の場合、全身についての勉強やリハビリの知識なども欠かせません。とりわけ、手術室での直接介助で医師に手渡す手術器械は、手術に応じて異なり、特殊なものが多いので覚えるのも一苦労です。器械の写真を撮って、自宅の壁に貼って覚えることもあります。器機を覚え、手順を理解する。それが手術室の看護師には欠かせませんが、大切なのは「手順ではなくその根拠を理解する」というもの。突発的な出来事への冷静な対応のためにも、肝に銘じています。責任も緊張感も高い仕事ですが、患者様から「私の人生の一大事にかかわってくれてありがとう」という言葉をいただいた時は、感動しました。患者様の心に残る仕事をしているのだと、それが一番のやりがいになっています。経験が浅いためにまだ入れる手術は限られていますが、どんな現場でも対応できるよう、手術看護のプロフェッショナルを目指して成長し続けたいと思います。