トップページ>インタビューINDEX>看護部 小町 和睴
私は入職1年目からずっと脳神経外科の病棟で働いています。
日々、担当している患者さんのバイタルサインはもちろんのこと、脳疾患に関わる観察を丁寧に行います。
命に関わることも多いため、患者さんの異常や異変があればすぐに医師へ報告し、検査準備を行います。
その他にも、患者さんのお風呂など、日常生活に合わせた援助も行います。
そういった日々の援助のなかで、笑顔で「ありがとう」と言っていただいたときはとてもやりがいを感じます。
また、緊急入院や手術が多いため、術後リハビリが必要な方が多くいらっしゃいます。
リハビリを経て、元気になっていく姿を見ることは何よりやりがいです。
患者さんが笑顔で自宅に戻られることを常に願っています。
入職1年目からカテーテルナースとして専門性のある技術に携わっています。
他院で働く、大学時代の同級生に聞いても1年目から専門的な技術を習得できる環境はなかなかありません。
これは、ナースとしての誇りであり、私の強みでもある部分です。
成長を感じるときは、緊急時に患者さんの急変にいち早くかけつけて、後輩や周りのスタッフに的確な協力を依頼できたときです。チームで共動すること、周りに頼るべきことを考えながら指示できるようになりました。
また、明理会中央総合病院には自分の経験値や勤務年数に合わせた研修制度があります。
病院側のサポートも成長できる要素の一つです。
私が1年目のころ、19歳の患者さんを受け持つ機会がありました。男性ナースとしてどのように接することが適切なのか、日々考えながら、その患者さんと少しずつコミュニケーションをとっていきました。
そんな中、入院生活で不安なことや、病気に対する不安などを少しずつ話してくれるようになって、私はひたすら話を聴くことに徹しました。ようやく退院の日が決まり、ご家族が迎えに来てくださった際に、本人とご家族から沢山の感謝の言葉をいただきました。
患者さんとのふれあいは看護師それぞれで、コミュニケーションの方法がマニュアル化されているわけではありません。迷いながらの対応になるときもありますが、ありがたいお言葉が自信につながり、同時に大きな喜びを得ることができました。
年齢の上下関係なく、病棟では患者様と共に笑い声が絶えず、楽しく仕事ができることです。
先輩や後輩と、プライベートで食事に行くことも多々あります。
その中でも、私の同期の4人は、全員で旅行にいくほど特別な存在です。同期の存在は大きく、これまで幾度となく助け合ったり、辛いこともたくさん共有したりしながら、今まで頑張ってきました。
もちろん、刺激し合えるよきライバルでもあります。お互いの成長がお互いにいい影響を与え、いい仕事につながるこのループは、ナースとして仕事をする上での私が永遠に大切にしたいものの1つです。
皆さんは今、学業に実習などさまざまなことで大変だと思います。しかし、その大変さは今学生である皆さんにしか感じられない財産です。
今やっていることは必ず今後現場でも活かせることがあります。ですから、自分のペースで焦らず頑張ってください。
そして、就職先探しのポイントは、まず自分の目でみて、病院の雰囲気などを肌で感じることです。
まずはその病院にインターンシップで入ってみてください。そして、明理会中央総合病院にきた際には、ぜひ脳神経外科病棟に来てください。待っています!