トップページ>教育担当者インタビュー1
私は、主に看護師の実践能力を高めるラダー教育を担当しています。新人看護師の教育にあたることもありますが、だいたい2年目以降の看護師を担当することが多いです。
世代が違うので、言葉遣いは気を付けています。自分では冷静に言ったつもりでも、言い方ひとつで、相手からしたら怒っているように聞こえてしまうこともあります。一言で後輩と言っても、性格や年齢がバラバラなので、それぞれに合わせて指導するようにしています。時に注意をすることもありますが、そのあとのフォローをきちんとするように心掛けています。また、看護師長として自分の担当病棟以外のスタッフともコミュニケーションを取るようにしています。
その結果、「今日は、看護師長がいてよかった!」と言ってもらえることもあり、そうした時にやりがいを感じます。
通常の総合病院や大学病院だと、各診療科ごとに孤立しがちですが、当院は縦のつながりだけでなく、横のつながりも大切にしています。病棟同士がつながっている作りになっているので、何かあったときにスタッフ同士が協力しやすくなっています。他病棟のスタッフと顔を合わせることで、スタッフ間のコミュニケーションを図りやすく、安心して働ける場所となっています。私自身、他の診療科の看護師長と情報交換がしやすく、とても助かっています。
また、当院はオープンして8年と新しい病院なので、みんなで環境づくりをすることができるのも魅力です。
私が働く上で一番大切にしているのは、管理者としてだけでなく、一人の人間としてスタッフとの交流を図ることです。設備だけでなく、心から楽しく働けるような職場づくりをしていきたいと思っています。いつでも相談に乗れるような、多くのスタッフから頼りにされる看護師長になりたいですね。新人だけでなく、中途採用の方も安心して働けるような環境を作っていけたらいいなと思っています。